オフィスにあるコピー機はきっと誰よりもすごい。なぜなら、同じことをミスもせず正確にやり続けることが出来るから。

オフィスのコピー機を利用して思うこと
オフィスのコピー機を利用して思うこと

コピー機のあるオフィス

オフィスにあるコピー機、私はこれが一番働いていると思います。
他のやつらが働いていないというわけではありません。ただ、コピー機の働く量がすさまじい、というだけです。

私は部下に、何度「これコピーしといて」といったか解りません。そして自分自身も、何度コピー機を使ったでしょう。これがなくても、仕事は出来ますが、やはりこれがなければ仕事が遅れてしまう、言ってしまえば、便利な機械です。

だからこそ、なんとなく感情移入してしまう、まるで、自らを映した鏡のようだ、と。悲しくもなくことも出来ない、口も利けない、ただ与えられた足ごとを繰り返していただけの機械、私はコピー機と同じなのでした。

仕事のためにオフィスに来て、誰でも出来る仕事、誰かに言われたとおり、ただこなしていくだけ、そんなの、心無いコピー機にだって出来るのです。

私は何のためにここに居るのでしょうか。小さい歯車ですらない、壊れたわけではないのですが、使い道が限られた、そうですね、小さなねじのようなものでしょうか。コピー機がする仕事を、私はきっとできないでしょう。これほどの量の紙に、文句も言わず、同じことを書き続ける…。私には出来そうもない仕事を、コピー機は延々と繰り返していくのです。

私はどれだけの時間、パソコン向かい、誰にでもできる仕事をしてきたでしょうか。そして、コピー機は、どれだけの時間、だれにも出来ないことを繰り返したでしょう。私たちは、一番近くに居る、一番の功労者を見逃して居るのです。

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